旅行を楽しめる人、楽しめない人。

 

僕は旅が好きです。

 

自然が好きなので、自然のある場所を訪れることが何より好きです。

 

 

大学2年のころはアラスカへ行きましたし、カンボジアで働き始めてからも連休にはカンボジアの自然あふれる場所を訪れています。

 

 

そうやって、自分の知らない土地を訪れるなかで、自分なりの旅を楽しむコツ?みたいなものが分かってきました。

 

なので、今日はそれをシェアします。

 

 

 

 

僕が思う旅を楽しむ最大のコツとは、「見えないものを見る」ことです。

 

 

「見えないものを見る」と言うと、よくわからないかもしれませんが、これは言い換えると、その場所やモノについて「理解する」ことです。

 

 

 

例えば、僕が大学2年のときに行ったアラスカ。

 

ここは僕が高校2年のときからず〜〜っと訪れたかった場所でした。なので、アラスカについて僕は2年半ほどアラスカについての情報を仕入れまくりました。星野道夫さんの写真や書籍をはじめ、映画「イントゥザワイルド」、新田次郎の「アラスカ物語」など、アラスカについての本、アラスカの映像など、た〜くさん探しました。

 

 

そうやって、自分なりにアラスカのことを知りました。

 

 

その結果、僕にとってのアラスカは、実際に見たその景色以上の感動を与えてくれました。

 

 

アラスカ大学へいき「ここが星野道夫が勉強してた大学かあ!」と感動したり、大学内の博物館でフランク安田の写真をたまたま発見して驚いたり、アラスカ鉄道にのって「イントゥザワイルドのクリストファー・マッカンドレスもこの列車に乗ったんだろうなあ」と思いを馳せたり。。。

 

そういった想像力を働かせること、つまり、そこに実際には見えないものを見ること、感じること、それこそが旅を楽しむコツだと思うのです。

 

 

 

観光地とは、世界中から多くの人を惹き付けているだけあって、それ自体(その土地やモノ)が何かしら大きなパワーを持っていると思います。なので、別にその土地やモノについてさほど学ばなくても、それ自体のパワーに影響されてある程度は感動できます。(この感度は個人によって異なると思う)

 

 

ただ、その土地やモノについてもっと自分が知っているとき、理解しているとき、その見える景色は全く異なると思うのです。

 

 

なので、小さいころに訪れた場所を、大人になってからまた訪れると、見えるものや感じることが全く異なるのも、この要因があると思います。その土地について理解しているかどうかということ。(あと、その人自身が成長し、変わったから、見える景色も変わるのだと思う)

 

 

 

 

僕が、高校の修学旅行で沖縄にいったとき、僕は首里城にまったく感動できませんでした。

 

「なんか人多いし、首里城もなんかハリボテっぽくて、なにが凄いんだか」

みたいな。

 

 

けど実は、これは僕が修学旅行の事前勉強をサボっていたからなんですね。笑

 

首里城というのは、1429年から1879年まで英華を誇った「琉球王国」の政治、外交、文化の中心的存在だったわけです。琉球は島国であり独立していたため、当時の日本や中国、東南アジアの貿易のハブ的存在だったわけです。

 

これは、今でもおなじで、沖縄は日本、中国、東南アジアを結ぶ重要な貿易のハブ的拠点という位置づけにあります。きっと貿易関係の方が首里城や当時の琉球王国について勉強したらさぞ面白いことでしょう。

 

さらに、この首里城は中国と日本の築城技術を組み合わせた独特な建築様式を持つ、とてもユニークな城なのです。きっと建築関係の方などはかなり首里城の細部を見ると面白いのではないでしょうか。

 

 

と言うように、その土地やモノについてある程度理解したうえでそこを訪れることと、まったくなにも知らないままにそこを訪れることでは、見える景色がまったく変わります。なので、いっしょに旅行していても、「うわあ、すごい!」と感動している人のとなりで、「なにこれ?」とつまらなそうにしている人もいる。

 

同じ場所なんだけど、同じ景色なんだけど、見える景色がまったく違う。

 

 

 

 

だから、そこを、それを、理解しましょう。

見えないものを、見てみましょう。

 

 

それが、僕なりの旅を楽しむコツです。

 

 

 

 

つまり、旅を面白くするものとは「どこを訪れるか」 よりも、「自分の状態」が大きいと思います。

 

自分がどんな知識を知っていて、どのようなフィルターを通してそこを訪れるのか。

 

 

つまり旅を楽しめる人とは、自分自身を楽しめる人な気がします。

 

 

その「観光地」に楽しませてもらおうとしている人、その「観光地」が感動を与えてくれるだろうと勝手に期待してしまっている人、そんな受け身な姿勢では旅は楽しめないものなのです。旅を楽しむこととは、実は「主体的な姿勢」であり、そういう人を目指すということなのだと思います。

 

 

では。

 

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