〈アラスカひとり旅〉旅のおわり。

 

18日目

僕はスワードという小さな港町に来ていた。

 

もともと帰国前の数日はアンカレッジで過ごす予定だったが、特にやる事もなく、アラスカでの時間を無駄にしたくなかったので急遽滞在していたホステルを出て、バスに乗った。2泊分の宿泊費が返ってこなかったのが痛かった。

 

スワードに到着すると、分厚い雲が立ち込め、町に人は少なく、また氷河が近くにあるのでかなり寒く、なんだか陰欝な印象を受けた。

 

しかし 翌朝は違った。朝食を食べ終え、道路に出た瞬間から違ってた。昨日の雲は晴れ、青い澄んだ空が広がり、町は朝日に包まれていた。

 

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海辺へ行くと、海はきらきらと輝き、子ども達は幸せそうにはしゃぎ、タカが頭上を舞い、わたりガラスの群れが朝日を受けながら海上を飛んだ。全てが光に包まれていた。

 

 

海沿いの道を歩き始めると、なんだか涙が出てきた。悲しいわけでも、嬉しいわけでもなかったが、なんだかとても幸せで、心は満ち足りていた。

 

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「そうか、もうアラスカでの旅は終わるんだ。」

ゆっくりと歩きながら、ふとそう思った。

 

 

アラスカにはまた来るだろう。

 

次こそはバスに行けるように。
そしていつか、結婚して子どもができたら。

 

 

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最後に、アラスカの荒野で餓死した男の言葉を引用する。

 

It is the experiences, the memories, the great triumphant joy of living to the fullest extent in which real meaning is found. God it`s great to be alive! Thank you. Thank you.

これは経験であり、思い出であり、せいいっぱい生きることのすばらしい勝利の喜びである。そのなかに、真の意義があるのだ。神よ、生きていることはすばらしい!感謝いたします。感謝いたします。

 

 

 

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*アラスカで見た野性動物*
ムース
カリブー
ヒツジ
グリズリー
リス
ウサギ
ビーバー

*アラスカで食べた動物*
ハリバットのフィッシュ&チップス
子グリズリーのハンバーガー
トナカイのホットドッグ的な軽食
ムースの肉
サーモン

*アラスカで経験した事*
キャンプ
カヌー
トレッキング
軽い山登り
ヒッチハイク
巨大なオーロラ
温泉
最悪なホステル
氷河観測
ひもじい食事
孤独

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