「木を伐採しない家具ビジネス」アルケミーデザイン代表、ジョナサン氏へ特別インタビュー

こんにちは、もたろーです。

 

プノンペン観光ブック(改訂版)の特別インタビュー企画として、以前から注目していたアルケミーデザインのジョナサン氏にインタビューを行うことができました!!

 

IMG_1987

 

アルケミーデザインは、森林伐採の問題が深刻化するカンボジアにて、木を一切伐採せず、捨てられるはずだった廃材を原料にして美しいデザインの家具を作るソーシャルビジネススタートアップです。

 

 

以下、序文を『プノンペン観光ブック(改訂版)』の本文より抜粋。

 

原材料はすべて廃材。捨てられるはずだった木材や鉄から、デザイン性の高い家具を作るアルケミーデザインというスタートアップがカンボジアにある。木を伐採しない彼らの取り組みは、森林伐採が深刻化するカンボジアにおいて、環境に負荷をかけない社会性の高いビジネスとして注目を集めている。アルケミーデザインの作る家具はどれもその美しい形状と、木の持つ温かみが調和した、とても優れた家具であり、僕自身も以前から注目していた会社である。今回、本書の特別コラムの対談企画として、代表のジョナサン氏と会うことができた。カンボジアでサステナブルなビジネスを行うアルケミーデザインの姿に迫る。

 

今回はこのブログの読者の方限定で、本文の対談の一部を特別に公開します!

 


ーー今日はお忙しい中、ありがとうございます。ジョナサンはどれくらいカンボジアに住んでいるんですか?

ジョナサン 4年間カンボジアだね。2013年から。カンボジアの前はインドに住んでたよ。

 

ーーインドですか!

ジョナサン そう。僕自身はカンボジアの前はインドにいたり、ルワンダにいたり、ずっと開発系NGOで働いていたんだよね。そこである時、友人と一緒にNGOを立ち上げようとして、ヘッドオフィスをカンボジアに設立したんだ。僕ら2人ともカナダ人で、欧米ベースのNGOじゃなくて、現地に根ざしたNGOを作りたかったんだよね。俺としては、ずっとNGOで働くつもりはなくて、ある程度体制が確立してから後任に引き渡したけど、今では国際的なNGOになってるよ。東南アジアだけでなく、インド、パキスタン、中東やアフリカも。

 

ーーそういう生活から、どうしてカンボジアで家具会社を始めるに至ったんですか?

ジョナサン ははは。いい質問だ。NGOで数年働いたのち、それを辞めようって思ったんだよね。ただ、NGOを辞めるときには全く次の計画はなくて、カナダに戻るか、もしくはNGO向けのコンサルタントとして働くか、とか色々考えていたんだよ。そんなときに、友人のジョーってやつから「お前今、働いてないんだろ?俺、今作りたいものあるから、手伝ってよ」て言われてね。俺は「もちろん」と答えた。そこではただ、木材を取りに行く作業だけだったんだけど、彼はビールを奢ってくれてね。で、そのあとも、彼が「来週から毎日来れる?手伝ってくれよ」と言われて。俺は「もちろん」ってね。で、そこで俺たちはテーブルをジョーの弟のために作ってね。そのテーブルを見た人たちが「そのテーブルいいね。どこで買ったの?」って感じでまた一つ、また一つ、って注文が入ってね。はじめは全然それをビジネスにするつもりはなかったんだけど、途中から「これはいける!」と思って、2015年1月に工房をオープンしたんだ。

 

ーーなるほど。それが始まりだったんですね。

ジョナサン そう。それから二人スタッフを雇った。で、ジョーはアメリカに帰っちゃった。僕と二人のカンボジア人だけが工房に残されてね。それから、2〜3の大きな注文が入って。一つは俺の住んでるアパートだったけど、そこから本格的に家具を作って納入し始めたね。

 

ーーアルケミーデザインは決して良く計画されていたわけではなく、ある意味、偶然に生まれた事業ってことですね。

ジョナサン その通り。全然計画してなかったね。シードマネー(立ち上げ資金)すらなかった。一番初めは、2つのオーダーを受けて、そこからロシアンマーケットで道具を買って、二つの家具を作って、それを売った。めっちゃ大変だったね。今、僕たちは、外部の資本を入れようと検討しているんだ。もっともっと行けるところまで行きたいし、そのためには生産体制も整えなきゃいけないし、新しい機械を導入してもっと生産効率を上げたりね。もうすぐ大きな工房に引っ越しするから、もっともっと資金が必要なんだ。

(続く・・・)


 

続きは『プノンペン観光ブック(改訂版)』にて!2017年11月3日(金)発売です!乞うご期待!

 

下記から予約可能です。(定価500円、Unlimitedは無料です!)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください